採取方法
※注意事項※
●妊娠中の方は利用できません。
●生理中、出血中の採取は避けてください。
●入浴直後の採取は避けてください。シャワーのみ、または入浴後2時間以上経ってからの採取であれば問題ございません。
●採取前の膣洗浄は避けましょう。
●採取直前のセックスは避けましょう。
●手をよく洗い、清潔な状態で採取しましょう。
●採取を他の人にやってもらうのは危険です。自分でやりましょう。
●子宮内に避妊具を装着している方は、医師にご相談のうえご利用ください。
採取の手順
1.採取器具の名称・採取法を確認する
まずは「採取器具の名称」「採取法」を確認しましょう。
とくにストッパーの位置をしっかりと確認しておきましょう。
2.採取器具を準備する
採取の準備ができましたら、採取器具を包装・ケースから取り出して黄色のキャップを外します。
※キャップを付けたまま膣内に挿入すると、採取するスポンジ部分が膣内に出なくなり採取できません。また、膣内でキャップが外れてしまう可能性があるので、必ず外してから挿入してください。
3.膣内に挿入する
そのままの状態でストッパーの手前をしっかりと持ち、膣内にゆっくりと挿入します。慣れていない方は、片足をお風呂の縁やトイレのシートなどにあげて、少し前かがみになると入れやすくなります。
力が入ると膣が閉まってしまい入りにくくなるので、リラックスしましょう。深呼吸の吐く息に合わせて入れてみるのも効果的です。加藤式自己採取器具はとてもシンプルで簡単に検査できる採取器具です。タンポンと同じくらいの大きさのため、体に負担なく採取できます。
4.採取する
ストッパーまで挿入したら、ピストンをゆっくり押し込んでスポンジ部分を中で出します。
そのまま、ピストンの先端のハンドルを6回ほどゆっくりと回します。
少し圧迫感や擦れているような感じがあるかもしれませんが、中は柔らかいスポンジなのでご安心ください。不安に感じたら、ゆっくり深呼吸してみましょう。
5.採取器具を取り出す
ピストンを引き出してから採取器具を取り出し、挿入部分に付着した粘液や毛などを優しく拭き取りましょう。
6.保存液を注入する
取り出した採取器具をのぞくと、スポンジ部分が見えます。そこに添付されているピンク色の液体を注ぎます。溢れ出ないよう、様子を見ながらすべて染み込ませたら採取完了です。
※この時点でスポンジ部分に血が付いていることもありますが、心配はいりません。子宮の中の弱い組織を擦ってきているため、多少出血が見られる場合がありますが、数日でおさまります。
7.検査キットを郵送する
黄色いキャップを元通りにしっかりと締め、液体の漏れがないことをご確認ください。ケースに入れ、さらにキットが入っていた外装ビニール袋に入れてください。返信用封筒に検査依頼書などを同封のうえ、郵送ください。